スタッフブログ

ムーチーにまつわる伝説

2022年01月4日

新年、明けましておめでとうございます。マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日が仕事始めという方も多いのではないでしょうか? 個人的には昨日が仕事始めでした。土日休んで月曜出勤みたいな形なので、平常通りですね。

 

今日は最高気温21度、最低気温15度。風も穏やかで太陽の光が差し込み、ちょうど過ごしやすいお昼となっています。

 

無事に正月用のお餅も売れ、特に「ナントゥもち」は売り切れる所も多かったようでありがたい事です。来年はもっと正月用お菓子を作って皆様に食べてもらえるよう、この1年を頑張りたいと思います。

 

来週はムーチー

来週の月曜日はさっそく「ムーチー」という行事がやってきます。マルキヨ製菓三大忙しい行事の1つで、すでに今日からスタッフ一同フル回転でムーチー作りに励んでいるところです。

 

ムーチーを1つ1つカーサで包む作業がとにかく大変。機械で出来ないため、スタッフ総出でその作業にあたります。この作業を何時間もやると、腕や腰がかなり痛くなりますが、何万個ものお餅を毎年包んでいます。

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これは去年のムーチーですが、今年も多くの人にムーチーを食べてもらいたいと思い、頑張っていますよ。

 

「ムーチー」はウチナーグチであり、「餅」という意味です。これから紹介しますが、行事としての「ムーチー」は鬼が絡んできますので、通常の「餅(ムーチー)」と区別するため、この行事で食べられるものは「ウニムーチー(鬼餅)」と言ったりする事もあります。

 

鬼を退治するため、鬼に食べさせた餅が「ウニムーチー」であり、その由来となる伝説も沖縄ではずっと語り継がれています。

 

今回は、その「ムーチー」という行事にまつわる伝説を紹介します。すでに知っているという方も、他の人に説明出来るよう、今一度確認しておきましょう。

 

ムーチーにまつわる伝説

昔むかし、首里の金城という所に、兄と妹の2人兄妹(きょうだい)がいました。妹が結婚して久高島へ渡ると、兄は大里村に引っ越しました。

 

仲の良かった妹と離れたせいか、兄は大里に移ってしばらくすると、鬼になってしまいました。村の家畜や村人を捕まえては食べてしまう恐ろしい鬼です。

 

やがて久高島にいる妹にも「兄が大里で鬼になり、家畜や人を食べている」という噂が耳に入ってきます。最初は「ただの噂」と思いましたが、「本当に鬼になってしまったのか?」を確かめるため、兄の住む大里まで出向きました。

 

兄が住んでいるという洞窟の中へ入って行くと、家畜の骨が散乱し、鍋の中には人間の子どもが入れられていました。そしてその側には、口が裂け、目は赤く輝き、牙を生やし、赤黒い毛に覆われ、まさに鬼の姿になった兄の姿がそこにありました。

 

兄、いや、鬼に遭遇した妹。数年ぶりに目と目が合う兄妹。妹は恐怖を感じますが、ここで走って逃げてしまえば、捕まって食べられると直感。そこで、久々に会ったばかりですが、「用を足す」と言って外に出ようとしました。

 

しかし、兄は「ここでやれ」と言います。「いくら兄妹とはいえ、兄の目の前で用をたす事は出来ない」と拒否。そこで兄は妹の手首に縄をつけて逃がさないようにし、妹を外へ出しました。

 

「洞窟に戻ったら、食べられるに違いない」。そう確信した妹は外に出て縄をほどくと、大きな石にそれを結び付け、すぐにその場から走って離れました。

 

洞窟の中で待ってる兄は、縄が石に巻かれてるとも知らず、手ごたえのある縄をひいて「戻ってきたら、食べてやろう」と思っています。いつまでも妹が戻ってこないので、兄は洞窟の外へ。妹が走り去って行く姿が見えると、すぐに追いかけました。

 

追いつかれそうになった妹は、サバニ(船)をひっくり返してその中に隠れます。兄はそのサバニの上に立って妹を探しましたが、見つけられずに洞窟へと戻って行きました。

 

なんとか逃げのびた妹は、鬼になった兄を退治する事を決意。兄が好きだった餅の中に、鉄を入れて食べさせるという作戦を思いつきます。

 

「鉄入りの餅」を作った妹は、昔兄妹で一緒に住んでいた金城に兄を呼びよせました。「スキあらば妹食べてやろう」とたくらむ兄、「綺麗な景色が見える所で、一緒に餅を食べましょう」と、言葉巧みに崖の上へ誘う妹。

 

妹は、自分用の「普通の餅」をパクパク食べます。しかし兄に差し出した餅は「鉄入り餅」。なかなか噛み切れずにいた兄は、妹の着物の前がはだけ、陰部が見えている事に気付きました。

 

兄は「お前の下はなんだ?」と言うと、妹は「上の口は餅を食べる口。下の口は鬼をかみ殺す口」と言って着物をまくりあげ、下がはだけた状態で兄に迫ります。そして突然の事に動揺する兄を、崖の上から突き落としたのです。

 

鬼である兄は転落死。その後、大里の村には平和が戻りました。妹が鬼を退治したのが12月8日。沖縄ではその日を「厄払いの日」として、鬼餅(ムーチー)を作って食べるようになりました。

 

鬼退治した場所は実際にある

鬼退治の場所となった「金城」は、首里城近くにあります。そして、妹が兄を突き落とした崖も実際にあります。私は近くに住んでいますので、時々その場を訪れますよ。

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首里城から歩いて7~8分。民家が建ち並ぶ場所から

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突然木々の生い茂る神秘的な空間が現れ

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まるで異世界に入ってしまったような感覚になります。

 

私は先月も散歩がてら、そこを訪れましたが、その時はいくつか立ち入りの制限もあったりしました。観光客も散策していて、今回紹介したムーチー伝説をガイドさんが説明していました。

 

ちなみにパワースポットとしても有名らしいので、首里城に訪れる機会があれば是非、こちらも訪れてみて下さい。

 

首里城からの行き方はこちらのブログを参照するといいでしょう。



⇒【首里城近くにあるパワースポット

 

「鬼退治」というと「桃太郎」を思い浮かべる人が多いでしょう。沖縄にある「鬼退治」伝説では、鬼退治するのは桃太郎でも鬼殺隊でもなく、勇敢な女の子というのも面白いですね。

 

コロナには気をつけましょう

去年・一昨年と世界中の人々を苦しめてきたコロナウィルス。沖縄でも年明けに100人以上が感染するなど、またまた感染が拡大しつつあります。マスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンス。

 

自分が出来る事をしっかりやり、仕事や勉強を頑張っていきましょう。2022年で完全収束して欲しいですが、今しばらくは耐えていかなければなりませんね。

 

マルキヨ製菓もコロナ対策として工場内を大規模消毒作業を行っています。来週のムーチーに向け、ムーチー作りをストップ出来ませんからね。出来る事をしっかりやって、頑張りたいと思います!

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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