沖縄で雪が降った?
2015年10月5日
こんにちは、ブログ担当の仲宗根です。今日の沖縄も、日中は殺人的な暑さです。太陽が雲に隠れ、風が吹いた時に少しばかりの涼しさを感じますが、太陽が出てくるともう大変。日中はもちろん、個人的には夜もクーラーが欠かせない日々が続いています。
冬でも20度近い気温になる事も珍しくない沖縄。15度を下回る事は非常にまれと言ってよいでしょう。ましてや、気温が1桁になる事なんて… 本当にごくごくまれな事です。
そんな沖縄の人は、気温が20度を下回ると「寒い」と感じる人が多いです。これ、冗談でなく本当なんですよ。暑がりの私は年中半袖なんですけど、横に座った人がコートを着てる なんて事もあります。
余談ですが、私は北海道に住んでいた事もあります。暑いのが苦手で、日本で1番北に位置する北海道に住んでいましたが、北海道の人にも「寒さに強い人だ」と言われていたほどです。笑
そんな暑い沖縄ですが、実は雪が降った事があるのをご存じでしょうか?
1999年12月、那覇市国際通りの端にあるパレット久茂地前の広場にて、雪が降る様子がそこに居合わせた人によって撮影されました。しかし気象台では、当時の那覇市の気温は13.9度で「雪が降る事はありえない」として、降雪を否定。
しかしビデオ映像を見る限り雪とも見えるし、気象学者の中には「これは雪だ」という人もいます。youtubeで「沖縄で雪」と検索するとその映像が出てきますので、興味があったらチェックしてみて下さい。
気象台に否定された1999年の「雪のようなものが降った」現象ですが、実は気象台が認めた降雪の記録もあります。それは1977年2月某日、久米島にて「みぞれ」が降った事が記録として残っています。実は「みぞれ」は観測上は「雪」に分類されるため、公式には「久米島に雪が降った」という事が認定されているのです。
とはいえ、我々からしたら「雪」は「雪」であって、「みぞれ」とは違いますよね。残念ながら気象台観測に残っている「沖縄に雪が降った」記録は、これだけなんですね。
現在の気象庁が正式に設置され運営が開始されたのが1956年なんですが、実はそれ以前に「沖縄で雪が降った」、それどころか「沖縄で積雪」の記録が残っているのです!
琉球王国時代の正史「球陽」に、1774年の久米島にて、雪まじりの雨が降り、草木の葉に雪が積もったと書かれています。さらに1845年、沖縄本島の北谷(ちゃたん)という地域では雪が降ったとあります。
1816年には、久米島で2.5cmの雪が降り積もったという記録もあり、同じ年の伊平屋島(いへやじま)では、何と6cmの積雪の記録もあるのです!
その後も1843年、1845年、1857年と降雪の記録が残っているんですね。
これらの記録を信頼できるとする人もいれば、否定的に捉える人もいる事は確か。暑がりの私は「沖縄で雪が積もる」という話は嬉しい限りなので、全面的に正しいと信じます。笑
気象台の観測史上、沖縄に雪が降ったのは「1977年2月の久米島にて、みぞれが降った」という記録のみ。我々からしたら「みぞれ」を雪というのはモヤッとした感じです。
果たして沖縄に雪が降り、そして積もった事はあるのでしょうか? 気象台以前に残った「降雪」や「積雪」の記録は真実なのでしょうか?
信じるか信じないかは、あなた次第です! 笑
今回はこの辺で。
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