恋におぼれた末路 【七夕:前編】
2017年07月3日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当仲宗根です。ついに今年も下半期に突入しちゃいました。
毎日暑い夏の沖縄ですが、1日に1回以上は大雨がザーっとふる時間帯があります。なので、カラッと晴れていると思い洗濯物を干しても、急な雨にやられるということがあります。
ベランダに洗濯物を干して家の中にいる時、「あれ? 雨、降ってる?」と思って、すぐに洗濯物を取り込もうとしても、沖縄の雨は一気に降ることが多く、洗濯物がすごく濡れてしまう…
私も何度もやられちゃいました。沖縄に住む皆さんは、「急な雨」にご用心。
さて、今週は七夕がありますね。というわけで、ユンヂチの話はまた別の機会にやるとして、今週のブログは毎年恒例ではありますが「七夕」についてお話しします。
沖縄で「七夕」と言うと、「新暦のほう? それとも旧暦のほう?」となります。「新暦の七夕」と「旧暦の七夕」では、その意味合いが違うのです。
今週は「新暦の七夕」についてです。というわけで、まずは「織り姫と彦星伝説」。毎年この伝説については書いていますので、去年のブログ記事を加筆修正してお届けします。
【マルキヨ製菓 CM①】
【織り姫と彦星伝説】
七夕の主役といえば「織姫」と「彦星」。愛し合っている2人は天の川を挟んだ遠くへ引き裂かれ、年に1度だけ天の川を超えて会うことが許される…。
七夕の主役といえば「織姫」と「彦星」。愛し合っている2人は天の川を挟んだ遠くへ引き裂かれ、年に1度だけ天の川を超えて会うことが許される…。
恋愛漫画にありそうなシチュエーションです。まさに2人には「悲恋」という言葉が似合いそう… ですが…?
第1にこの2人は恋人ではなく夫婦であるということ。そして夫婦になってすぐに、神様によって引き裂かれる事になります。その状況をくわしくみてみましょう。
まずはこと座の「ベガ」。こちらが「織姫」で、その名の通り「機(はた)を織って着物を作る」仕事をしていました。ベガの中国名は「織女星(しょくじょせい)」。織姫の名はここからきています。
第1にこの2人は恋人ではなく夫婦であるということ。そして夫婦になってすぐに、神様によって引き裂かれる事になります。その状況をくわしくみてみましょう。
まずはこと座の「ベガ」。こちらが「織姫」で、その名の通り「機(はた)を織って着物を作る」仕事をしていました。ベガの中国名は「織女星(しょくじょせい)」。織姫の名はここからきています。
この織姫さん、宇宙を支配する天帝の娘だというから、実はすごい家柄なのです。
一方、わし座の「アルタイル」という星が彦星。中国名は「牽牛星(けんぎゅうせい)」であり、その名が示すとおり「牛を牽引する」、すなわち天の川で「牛の世話をする」働き者の男が「彦星」です。
ちなみに、「こと座のベガ」「わし座のアルタイル」「はくちょう座のデネブ」は、夏の大三角形です。中学校の理科で覚えさせられた記憶があります。
さて、織り姫も彦星も、お互い出会う前は非常に働き者でした。織り姫は仕事熱心ではあるのですが、化粧もせず、外にも出ず、ひたすら機織りばかり。その状況に危機感を抱いたのが、父である天帝です。
「このままでは、嫁にいきそびれる」と思った天帝は、働き者として名高い彦星と引き合わせ、結婚させる事にしました。
めでたく夫婦となった2人なのですが… 実はここからが悲劇の始まり。お互いの事を熱烈に愛していた2人は、毎日ラブラブ。イチャイチャしまくり、仕事が手に付かなくなってしまうのです。
一方、わし座の「アルタイル」という星が彦星。中国名は「牽牛星(けんぎゅうせい)」であり、その名が示すとおり「牛を牽引する」、すなわち天の川で「牛の世話をする」働き者の男が「彦星」です。
ちなみに、「こと座のベガ」「わし座のアルタイル」「はくちょう座のデネブ」は、夏の大三角形です。中学校の理科で覚えさせられた記憶があります。
さて、織り姫も彦星も、お互い出会う前は非常に働き者でした。織り姫は仕事熱心ではあるのですが、化粧もせず、外にも出ず、ひたすら機織りばかり。その状況に危機感を抱いたのが、父である天帝です。
「このままでは、嫁にいきそびれる」と思った天帝は、働き者として名高い彦星と引き合わせ、結婚させる事にしました。
めでたく夫婦となった2人なのですが… 実はここからが悲劇の始まり。お互いの事を熱烈に愛していた2人は、毎日ラブラブ。イチャイチャしまくり、仕事が手に付かなくなってしまうのです。
今で言う言うところのバカップルですね。
天帝から「ちゃんと仕事をしなさい」と言われても、2人はイチャイチャしまくり。やがて「織姫が機織りをしないので、着物が新調できない」「彦星が牛を放ったらかしているので、牛が弱っている」などのクレームが出始めます。
しかしそんなクレームにも耳を貸さず、全く仕事をしない2人。ついに天帝の怒りは、頂点に達してしまいました。
2人を、天の川を挟んでそれぞれ反対側に引き離したのです。くしくも天帝によって引き合わされた2人は、天帝によって引き離されてしまったのです。
【マルキヨ製菓 CM②】
夫と離ればなれになり、悲しむ織姫…(仕事すればいいだけだと思いますが)。悲しむ娘を見て、心を痛める天帝…(引き離した張本人ですが)。
「一生離ればなれというのも可哀想だな」と思い始めた天帝は、年に1度「7月7日だけ」は天の川を渡る事を許しました。こうして織姫と彦星は、7月7日だけ出会うことが出来る… それが「七夕伝説」です。
世間一般では「過酷な運命で引き裂かれ、年に1度だけ会う事をゆるされた悲恋のカップル」と思っている人も多いようですが、実際は「恋に堕落した2人が、左遷された」だけなのです。
私なら「全く仕事をしないなら、そうなるよなぁ。自業自得」と思ってしまいますが、皆さんはどう感じますか?
ちなみに引き裂かれた2人ですが、年に1度パートナーに会える日を楽しみにして、仕事に励んだと言われております。結果的に2人は仕事をするようになったわけですから、天帝の判断も正しかったといえるでしょう。
「一生離ればなれというのも可哀想だな」と思い始めた天帝は、年に1度「7月7日だけ」は天の川を渡る事を許しました。こうして織姫と彦星は、7月7日だけ出会うことが出来る… それが「七夕伝説」です。
世間一般では「過酷な運命で引き裂かれ、年に1度だけ会う事をゆるされた悲恋のカップル」と思っている人も多いようですが、実際は「恋に堕落した2人が、左遷された」だけなのです。
私なら「全く仕事をしないなら、そうなるよなぁ。自業自得」と思ってしまいますが、皆さんはどう感じますか?
ちなみに引き裂かれた2人ですが、年に1度パートナーに会える日を楽しみにして、仕事に励んだと言われております。結果的に2人は仕事をするようになったわけですから、天帝の判断も正しかったといえるでしょう。
年に1度に会うというのは少ない気もしますが、何億年も輝き続ける星の寿命を考えると、それぐらいがちょうどいいのかもしれません。
「運命で引き裂かれた2人が、年に1度、七夕の日だけ出会える」と思っていた方が、七夕を楽しめるのかもしれません。
「運命で引き裂かれた2人が、年に1度、七夕の日だけ出会える」と思っていた方が、七夕を楽しめるのかもしれません。
あるいは、私のように「恋におぼれた2人が堕落して、引き離された」と思った方が、より楽しめるという人もいるかもしれませんね。笑
2017年7月7日、天の川が流れる夜空を見上げ、皆さんはどんな事を思うでしょうか?
2017年7月7日、天の川が流れる夜空を見上げ、皆さんはどんな事を思うでしょうか?
さて、昨日も雨が降っていた沖縄ですが、きれいな虹が天空に昇るようかかっていました。しかも2本!
ちょっと見づらいですが、左と右に2本の虹がかかっていました。
こちらは、昨日の午後7時半頃の写真。その時間でもまだまだ明るく、夕焼けが綺麗だったので、思わず写メを撮ってしまいました。
ちょっと見づらいですが、左と右に2本の虹がかかっていました。
こちらは、昨日の午後7時半頃の写真。その時間でもまだまだ明るく、夕焼けが綺麗だったので、思わず写メを撮ってしまいました。
さぁ、2017年下半期も気合い十分! 毎日お仕事、頑張りますよ!
今回はこの辺で。
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