５月第２日曜日は「母の日」｜マルキヨ製菓スタッフブログ

2017年05月11日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。雲は多いですが、晴れている沖縄。もうすぐ梅雨入りという声も聞こえてきますが…　もう少し後かなと思う木曜日です。

さて、先週【こどもの日】が終わりました。この日は

「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」

でした。そして【こどもの日】が終わるとすぐに、「母の日」がやってきます。５月の第２日曜日であるその日は、このブログをアップした３日後にやってきます。

というわけで今回のブログでは、その「母の日」について学んでみましょう。

古代ギリシャにおいて、神々の母である「リーア」を称える祭であるとか、キリスト教の「マザリング・サンデー（Mothering Sunday）」もその起源と言われるのですが…

ただ、世界中に「母の日」が広まるのは、１９世紀のアメリカで起こったある出来事がきっかけだと言われています。

【マルキヨ製菓　CM①】

１９世紀アメリカに、アン・ジャービスという女性がいました。敬虔なクリスチャンである彼女は、医療活動を行う「Mother’s Day Work Club」というボランティア団体を設立。

アメリカが「北軍」と「南軍」に分かれて争った南北戦争で、敵味方関係なく傷ついた兵士達の治療に従事しました。

戦争で傷つくだけでなく、チフスなどの病気も流行っていた当時、それらに苦しむ人達を助けるため「Mother’s Day Work Club」は活動します。

戦争後も平和活動や子どもの教育のために活動を続けたアン・ジャービスは、２０世紀初頭の１９０５年５月９日に亡くなります。

その２年後１９０７年５月１２日（日曜日）、アンの娘アンナは母の勤めていたフィラデルフィアの教会へ赴き、母を偲ぶ記念会を開きました。そして、母の好きだった白いカーネーションを教会に贈った…　

このエピソードが、日本における「母の日」の起源だと言われ、「母の日にはカーネーション」というのも、ここから来ています。

さらに翌年１９０８年５月、アンナと彼女の行動に共感した生徒と母親が同教会に集まり、「母の日」として祝いました。アンナは「母親のための祝日」を設置する事を提案し、実現に向けて活動していきます。

その活動は徐々にアメリカ全土へ広がり、１９１０年ウェストバージニア州で「母の日」が定められます。さらに１９１４年、アメリカ連邦議会で「５月の第２日曜日を母の日とする」法律が定められ、１９１５年に施行。

１９１５年のアメリカにて、初めて「母の日」が公式に祝われたわけですから、今から１０２年前になりますね。これをきっかけに「母の日」は世界中に広まっていきます。

【マルキヨ製菓　CM②】

日本では１９１３年、アンナ・ジャービスからメッセージを受けた青山学院において、「母の日」の礼拝が行われたそうです。

１９３１年に「大日本連合婦人会」が結成され、その婦人会により「母の日は３月６日」（皇后の誕生日）と宣言しましたが、普及しませんでした。

１９３７年５月、お菓子の「森永製菓」が「第１回森永母の日大会」を開催。

戦後の１９４９年、アメリカに倣い「５月の第２日曜日を母の日とする」と、公式に定めました。

というわけで、「日本における母の日」が公式行事となるのは、戦後の事と言えるでしょう。

「母の日にカーネーションを贈る」風習ですが、先述の通り「アンナ・ジャービスが、亡き母の好きだったカーネーションを贈った」事に由来します。

ただ「白」は亡くなった人へ贈る色とされますので、生きている母親へは「赤いカーネーション」を贈るようになりました。現在では、「赤」にこだわらず「ピンク」や「黄色」のカーネーションも贈ったりしますよね。

さて、マルキヨ製菓ですが、沖縄県のとあるスーパーでは「母の日」用お菓子として



【黒糖かすてら】を特売しているところもあります。「安心できる」「昔から馴染みのある」味という事で、母の日に母親と一緒に食べるのもいいのではないでしょうか。

というわけで、今回は「母の日」についてお話ししました。皆さんは今度の日曜日、何か予定していますか？

沖縄の今年の梅雨入りは、明日の金曜日からというニュースもありましたが…　今日は雲は多いですが、晴れています。どうなんでしょう？

「雨降り」は嫌いではありませんが、靴がビショビショになるのがイヤなんですよね。まぁ、どんなにたくさん雨が降っても、日々の仕事は誠実に頑張るだけです。

今回はこの辺で。

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