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問題「節分は、年に何回ある?」

2017年01月30日

こんにちは、ブログ担当の仲宗根です。2017年1月、最後のブログ更新となります。もう1月も終わりですよ… 早いですねぇ。

 

昨日あたりから暑くなった沖縄。何と昨夜、セミが鳴いているのを聞きました。今日も朝から夏のように暑いです。

 

さて、2月の第1週には「節分」があります。「鬼は外、福は内」の掛け声と共に豆をまき、年の数だけ豆を食べる… そんな行事ですよね。

 

突然ですが問題です。「節分」は、年に何回あるでしょう? 

 

【マルキヨ製菓 CM①】

 

あっという間に答を言っちゃいますが、4回が正解です。

 

「え? 節分って、毎年2月3日だけじゃないの?」と思ったみなさん。いえいえ、「節分」は4回あるだけでなく、「2月3日」とも限らないのです。今回のブログで、「節分」について学んでみましょう。

 

まずは、このブログでもよく出てくる「二十四節気」について。地球は太陽の周りを1年かけて公転していますが、その公転軌道を24等分し、各ポイントにその気候に合った名前をつけたものが「二十四節気」です。

 

「春分」「夏至」「冬至」あたりは、馴染み深いでしょう。「大寒 (だいかん)」「立冬 (りっとう)」などは「聞いた事はある」という人もいるでしょう。「啓蟄 (けいちつ)」や「白露(はくろ)」まで知っているあなたは、博識です。

 

ちなみに、沖縄で馴染みの深い言葉「清明(シーミー)」も、二十四節気の1つです。

 

その二十四節気の中で、新しい季節になった事を表す「立春」「立夏」「立秋」「立冬」がありまして、文字通り「立春」はその日から「春」になった事を表します。

 

「立春」「立夏」「立秋」「立冬」を「四立(しりゅう)」と言います。そして、それらの前日を「季節の分かれ目」という意味で「節分」と呼ぶのです。

 

地球の公転周期も「ジャスト365日」というわけではありませんので、二十四節気や節分は、毎年同じ日になるというわけではありません。2017年の「立春」は2月4日であり、その前日2月3日が「今年最初の節分」となるのです。

 

是非、カレンダーをチェックして下さい。2月3日「節分」の翌日は、2月4日「立春」とあるはずです。

 

「立夏」(ちなみに「立夏」は5月5日のこどもの日)「立秋」「立冬」の前日も「節分」と言いますが、特に寒い冬から暖かい春に季節が変わる「立春」の前日は、節分の中でも特別なものとされ、一般に「節分」といえばそちらを指すようになりました。

 

「立春」は「春の1日目」にあたります。「春夏秋冬」の言葉で「春」が最初にくるように、季節の代表格でもある「春」の訪れはめでたいものとされます。

 

また、二十四節気は太陽の軌道を元に決められているため、月の運行を基準にした旧暦と違い、節分の日は「だいたい」新暦の2月3日になります。

 

先ほど言ったように「地球の公転周期」はジャスト365日ではなく、365.24…日となっています。それゆえ公転軌道を24等分した時、閏年による調整等もあり、節分の日がズレる事もあるのです。

 

ここ数年は2月3日が節分ですが、2021年は2月2日が節分となっています。1900年代は、2月4日が節分となる事も多かったんですよ。

 

【マルキヨ製菓 CM②】

 

さて、節分といえば「鬼は外、福は内」の「豆まき」。中国を源流とする「追儺(ついな)」と呼ばれる平安時代から行われている宮中行事の1つが、「豆まき」のルーツと言われています。

 

「追儺(ついな)」について、少しくわしく話しましょう。706年、日本では疫病のためたくさんの人が死んでしまいました。その時、初めて「鬼払い」の儀式が行われ、その儀式を「追儺(ついな)」と呼びました。

 

「方相氏(ほうそうし)」と呼ばれる「鬼をはらう」役割の人物が、金色の目を4つもった恐ろしい形相のお面をつけ、右手に矛、左手に大きな楯をもち、大内裏(だいだいり)の中を掛け声をかけながら回り、鬼をはらいました。

 

鬼を払う役目の「方相氏」ですが、9世紀の中ごろから「鬼をはらう役目」から、「鬼として追われる役目」になっていきました。「方相氏、画像」で検索すると、確かに「鬼」のような画像がたくさん出てきます。

 

また、実際に豆をまくようになったのは室町時代の京都からで、その記録が1425年の資料に残っているそうです。そして定番の掛け声である「鬼は外、福は内」については、1447年の記録にも載っているそうです。

 

やがて江戸時代に入ると、「春を迎えるための厄払い行事」として全国的に広まり、年の数だけ豆を食べる風習も江戸時代に生まれたそうです。

 

ちなみに、北海道・東北など一部の地域では、豆まきに使う豆は大豆でなく「落花生」を使うとTVで見た事があります。面白いですね。

 

そして最近では、節分に恵方巻(えほうまき)を食べたりもしますよね。「自分が子供の頃は、そんな風習、なかったけどなぁ」という方も多いと思います。

 

それもそのはず。「恵方巻を節分に食べる」ようになったのは、割と最近なのです。まぁ、恵方巻については次回お話しする事としましょう。

 

2017年、早くも12分の1が終わろうとしています。年齢を重ねれば重ねるほど、時の流れを早く感じるといいますが、それを実感しているところです。

 

やりたい仕事がたくさんあります。日々の仕事に追われながら、どれだけ新しい事に挑戦できるのか。2017年は、個人的に「挑戦の年」と位置づけていますので、気合いを入れて頑張っていきたいと思います!

 

皆さんも是非、自分を高めるために頑張って下さい。私のように、時にはマルキヨ製菓のお菓子をつまみ、休憩する事も忘れないようにね。

 

今回はこの辺で。

mozu08

 

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