ムーチー伝説由来の場所には、願いを叶える木がある

2017年02月20日

こんにちは、ブログ担当の仲宗根です。今日はどんより天気の沖縄。実は４７都道府県の中で沖縄は、日照時間がかなり少ない県なんですよね。カラッと晴れて欲しいですが、仕事はきっちり頑張りますよ。

昨日の日曜日ですが、ふと「ある場所」へ行ってみようと思い立ちました。

さて、ここはどこでしょう？　以前【ムーチー】について、その伝説を紹介しました。２０１６年１２月１９日のブログで、このような事が書いてあります。

ちなみに首里の金城町には、今回紹介した伝説に登場する鬼の角を葬っている御嶽（うたき）があります。首里城の近くなので、観光などで近くを訪れた際は、是非、その御嶽を探してみてはいかがでしょう？

ちなみに私は、金城町のすぐ近く、歩いて数分の所に住んでいますが、まだその御嶽に行った事ないんですよねぇ。行ったら写真を撮って、ブログにアップしたいと思いますので、気長にお待ち下さい。（２０１６年１２月１９日のブログより）

私は首里城の近くに住んでいまして、ちょっと歩けば首里城へ行けるのです。以前より、首里城近くに「ムーチー伝説にまつわる場所」があるというのは知っていましたが、１度も行った事なかったんですよね。

というわけで、昨日、行ってきました。自宅から１０分もかからずに、その場所へと辿り着きました。近い！

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首里の石畳を上っていき、ちょいと筋道に入っていくと「その場所」はあります。実はここ、「首里金城の大アカギ」という大木があるパワースポットとしても有名で、かつては琉球政府が信仰の対象としていた重要な場所なのです。

しかもその大アカギには神が降り立ち、年に一度、拝む人の願いを叶えてくれるという伝説があり、「ムーチー伝説の場所」よりもそういう「パワースポット」として有名な場所です。

私には全く霊感はないので、これらの景色を見て「神秘的だ」と思う程度ですが、霊感の強い知り合いはこの場所でパワーを感じると言っていました。

しばらくこの辺りを歩きましたが、確かに神様が降り立ちそうな場所です。石畳の通り、民家が建ち並ぶ場所から筋道に入って、１分ほど歩いた所にあるのですが…

ちょっと歩けば人通りが多い所なのに、ここには全く人がおらず静かな場所です。「千と千尋の神隠し」の冒頭で出てきたトンネルのように、「こちらの世界」と「あちらの世界」をつなぐ筋道だったのかなぁ、なんて思いました。

ちょっと奥に行くと、ムーチー伝説ゆかりの場所を見つけました。親切に、その旨を説明している立て札がありました。

ムーチー伝説以外にも、この近くには戦時中に壕（ごう）があった事や、６月には蛍が多く見られるという事も書かれていました。６月の夜にも訪れたら、蛍をたくさん見られそうですが、夜にこの場所へ来るのは、少し怖い気もします。

見渡すと、小さな洞窟と拝所がありました。中を覗いてみると

霊石があります。思わず両手を合わせてウートートーしましたね。

どこを見渡しても、民家の建ち並ぶ場所からわずか１分とは思えないほど、不思議な空間がここにはありました。

実はここで、スマホの充電が残り５％を切ってしまったため、まだまだ撮りたい画（え）はあったのですが断念。今度は充電をしっかりして、もっと色々な写真を撮って、またブログで紹介したいと思います。

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ムーチー伝説では、鬼になった兄を妹が崖から突き落として転落死させるのですが、その崖がこの場所にはあります。ただ、そんなに高くない。

伝説を読んだ時には、よっぽど高い崖なのだろうと思いましたが、実際に見た感じでは４～５ｍといった感じでしょうか。ここから落ちた鬼は、打ち所が悪かったんだろうなと思ったり。

今回、私が訪れた所は「内金城嶽（うちかなぐすくたき）」という場所です。検索するとすぐ出てきますよ。首里城は近辺の通りも整備されているし、常に人でいっぱいです。しかし、「内金城嶽」はひっそりとした神秘的なパワースポット。

沖縄に訪れる際、首里城に行くのなら、是非こちらも訪れて欲しいですね。そうそう、忘れていました、もう１つ重要な情報があります。

この場所にある大アカギと呼ばれる大木ですが、年に１度、神がここへ降り立ち、拝んだ人の願いを１つだけ叶えてくれるという言い伝えがあります。

この話、知り合いから聞いたのですが、調べてみると旧暦の６月１５日に神が降り立つようです。そして、願いごとは「１つだけ」だそうです。欲張ってはいけないという事ですね。

今年（２０１７年）の「旧暦６月１５日」は、新暦で８月６日の日曜日にあたります。ちょうど学生さんは夏休みなので、沖縄旅行される際はこちらにも訪れ、願いごとをしてみてはどうでしょうか？

家が近いため、私はよく石畳を上り下りしていますが、観光客も毎日たくさんそこで見かけます。いつも思う事があります。石畳を歩くに「おしゃれな靴」は不適だと。

特にハイヒールなどもってのほかで、石と石の間にヒールを取られて転倒する可能性が非常に高い。石畳を歩く際は、底の真っ平らな靴を用意して下さい。石ですから、転ぶと非常に痛いですよ。転んだ人を何人か見かけた事あります。

観光客や地元の人であふれる首里の中に、ひっそりとたたずむ神が降り立つ場所「内金城嶽（うちかなぐすくたき）」。石畳を歩けば、誘導する立て札がありますので、機会がある人は是非訪れてみてください。

最近、体調が悪かったのですが、今日は非常に体調が良いです。ひょっとして、昨日訪れたパワースポットのおかげかもしれませんね。午後もお仕事、頑張ります！

今回はこの辺で。